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更新日: 2024年6月13日

感染症に気をつけましょう


 感染症とは、細菌やウイルスなどの病原体が、人の体に入って起こる病気のことを言います。
 


 令和5年11月からA群溶血性レンサ球菌咽頭炎の警報レベルの発生の報告が続いています。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、のどの痛み、くしゃみ、鼻水、発熱などの症状があり、感染経路は「飛まつ感染」、「接触感染」です。
 予防には、手洗い、咳エチケットが有効です。
 同じ溶血性レンサ球菌の感染により発症する劇症型溶血性レンサ球菌感染症も全国の患者数が令和6年6月9日までで1019例と過去最多となっています。のどの痛み、発熱、消化管症状(食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢)などの全身症状や傷口の腫れ、痛みなどの局所症状がありますが、明らかな症状がない場合もあります。日常生活を営む状態から24時間以内に多臓器不全が完結する程度の進行を示し、死ぬこともある感染症です。予防には、手洗い、咳エチケットに加え、傷口の清潔な処置も有効です。
 
 また、冬季に多いノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生事例も報告が続いています。
 


 以下の点に注意し、感染症を予防しましょう。  



感染症の予防のため、次の点に注意しましょう


  • こまめに石鹸で手を洗いましょう。
  • 飛沫感染対策として、咳エチケットを心がけましょう。
  • 十分な休養や睡眠をとり、体力や抵抗力を高めましょう。
  • 体調が悪いときは、外出や人と会うことを控えましょう。
  • 感染症対策には、予防接種が有効です。


手洗い

 外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
 人は無意識に顔(目、鼻、口などの粘膜)を触っています。粘膜からの感染を防ぐためにも手を洗いましょう。


手洗いのやり方ポスターです。 

手洗いについて   (657kbyte)pdf (英語版 English) (867kbyte)pdf  (中国語版 中文) (934kbyte)pdf



咳エチケット

 くしゃみや咳がでるときは、飛沫にウイルスを含んでいるかもしれません。次のような咳エチケットを心がけましょう。

  • マスクを着用します。
  • ティッシュなどで鼻と口を覆います。
  • とっさの時は袖や上着の内側で覆います。
  • 周囲の人からなるべくはなれます。

咳エチケットのやり方のポスターです。

咳エチケットについて   (683kbyte)pdf (英語版 English) (908kbyte)pdf  (中国語版 中文) (884kbyte)pdf



参考

厚生労働省ホームページ